遍路10日目 11月24日
朝6時すぎに起床。
荷物の整理、出発の準備をして一階の食堂へ降りる。
朝飯。昨晩と同じ場所同じ組み合わせのテーブル。同じテーブルのお遍路さんとお気をつけて、またどちらかでという挨拶を交わして別れる。
朝飯を終えて、フロントで精算。
大きな荷物をロビーのソファーに置いてて、大丈夫と声かけてもらったので置かさせてもらう。
まずは食後のコーヒーを。ドトールの什器があったので紙コップ一杯100円のコーヒーをロビーのソファーに座りながらいただく。
飲み終えて、最御崎寺へお参り。納経。
お参りを終えて、出発したのが7時50分。
そこから歩き出す。まずはアスファルトを下に降りて行く。
そこから25番 津照寺。距離して約6.5キロだが室戸岬までひたすら歩いた二日間を経験してるからか短い距離に感じた。
次は26番 金剛頂寺 最後は登山口を登ってその先にお寺があった。そこからまた歩き遍路道をいく。道の駅キラメッセ室戸のほうへ下りていく。
55号線へ抜けるとすぐ道の駅キラメッセ室戸へ出た。
ちょうど昼12時を過ぎたころだったので、昼飯をキラメッセにある鯨の郷(いさのさと)で食べることに。
今日は金曜日だったけど、お店は満席。待っている人も数組いる。なかなか賑わってるとこだな。
名前を記入し待つ。約30分ほど待ち、名前を呼ばれる。
メニューはやっぱり海鮮ものが多かった。カツオタタキ定食から鯨料理、巻き物とかメニューは豊富でした。
そのなかから、鯨の竜田揚げ定食をチョイス。
久しぶりのご褒美の少し値段はするが税込み1188円。
鯨の竜田揚げとか初めてかも。美味しかった。じぶん好みな味でした。
手作りジェラートもメニューにあったので、食後のデザートに食べてみたかったけど我慢。
食べ終えて、さあ今日はどこまで行こうか。
どこへ泊まろうかなと。
いろいろネットで調べていると出てきたのが、田野駅からほど近い『旅の宿 美園(みその)』
ネットには一泊二食 2800円なんて書いてあったりもする。安い。なんて良心的すぎる値段と思い電話連絡。
予約の電話をいれると、どうやら今日は予約が誰もなくて自分ひとりとのこと。一人で宿泊の場合は素泊まり3000円。(相部屋の場合は2000円?って電話で言ってたかな)夕食600円。とのこと。朝食は明日朝早く用事があるのでごめんなさい。ネット情報だと朝食400円。
それでも安いのでお願いする。一泊夕食で3600円。
予約完了。
さあ道の駅キラメッセを13時ころに出発する。
またひたすら歩く。途中、ほかの歩き遍路さんが道路向かいの公衆トイレ脇でタバコ吸ってるよこを通過。
じぶんは休まずにもう少し休む。羽根にあるYショップ前の自販機でスポーツドリンクを買って、お店前のベンチに座って15分ほど小休止。
そこからまた歩き始める。そこからは歩き遍路道。中山峠道には入らずに55号線をひたすら歩く。
奈半利町まで出てくるとお店が出てくる。ほっかほっか弁当、ローソンなどがある。
奈半利町を通過して、田野町に到着。田野駅の手前を右折して300メートルほど歩くと、旅の宿 美園。17時40分到着。
建物は個人のお宅。玄関からあがって、二階へ案内いただいた。部屋へ着くと家のお風呂を準備してくれて、あったかいお茶と茶菓子をいただく。
お風呂に入り、一階にさがり、夕食。
夕食はプラス600円とは思えないほど豪華。
イワシの刺身に、カマスの焼き物、煮物、マカロニサラダ、お寿司とほんとうに豪華でした。
さらには、ビール飲む?とおかみさんから聞かれて飲ませていただいた。
じぶんがビールを飲み始めて、食事をすすめると程なくして、おかみさんもビールを飲みながら夕食を食べ始めた。おかみさんも飲むひとってことか。
夕食を食べながら、いろいろ話をしてくれた。このあたりの特産品の話やら、高知の話など、四国じたいが初めての自分にはとてもいろいろ勉強になった。
おかみさんが明日朝早く出かけないといけないので、朝食つくれないからといって、かわりに夕食時に大きめのおにぎりをにぎってくれた。ありがとうございます。
今晩の夕食は楽しく会話をしながら、美味しい料理とビールをいただけた夜でした。
〈本日の歩行距離〉
31キロ
〈宿泊先情報〉
旅の宿 美園(みその)
建物は個人宅。キレイな作り。
二階の個室で布団
洗濯機無料
コンビニは徒歩8分ぐらいのとこにローソン
今回は一泊夕食付き 3600円
※翌日の27番札所のふもとに美園さんの友人宅あり、大きな荷物を置いて登れる