いろはすの男一人歩き遍路旅 

【※ブログ校正中】初四国。初お遍路。32歳男性。11月15日に1番札所霊山寺をスタート。歩き遍路通し打ち36日間で無事結願。

遍路15日目 11月29日

朝6時に起床。

昨日コンビニで買っておいた朝食のおにぎりとパンを食べる。

食べ終えると、着替えて出発の準備。

一階におりて、素泊まり料金の4500円を支払い。

出かけに小袋に3つミカンをお接待でいただいた。ありがとうございます。

民宿あわを7時5分出発。

昨日雨が降ったので、足元が悪い可能性もあるので山道のルートではなく国道56号線をずっと歩くことにした。

出発して2時間ぐらいしたころ、雨が降り出す。

昨日も雨だったし、今日も雨か。レインコートに着替え、ザックカバーを装着して再出発。

ずっと歩き続けると、少しずつのぼっていく。

そこまで急なのぼりではないが、じわじわとあがっていく。

それなりに身体にもくるな。

気づくとかなり高いとこまで来ていた。

ふと景色を見るとなかなか良い景色だ。しかし、雨降りなのが残念。

何回もトンネルを通過し、ようやく下っていく。

途中、自販機とベンチがあったので少し休憩。自販機でリアルゴールド130円を買ってベンチに座りながら飲んだ。

足を休めるために靴は脱いで楽にさせる。

15分ほど休憩し、出発。

歩いていくと、なんだか今日はいまいち調子が出ないことに気づく。

予定していたのは岩本寺の先だったが、今日は無理せず、岩本寺を打ってその付近で泊まることにした。

道の駅あぐり窪川に12時半ころ到着。もともと想定していたペースより遅かった。

ここで昼食。

窪川では米豚というのが有名みたいで米豚丼がオススメとのことだったので、それにした。

プラス100円ご飯大盛りで。


豚丼を美味しかった!!!


今日はまだまだ時間あるので、食後の一休み。

道の駅にあるベンチに座りながら、200ミリ紙パックのひまわりコーヒーを飲む。85円。

ひまわりコーヒーにはまってるかも。


ゆっくり休んでようやく13時半ころ出発。


そこから約4キロ弱歩いて、岩本寺へ14時15分ころ到着。

山門をくぐると地元の小学生たちがいて、お接待のお茶をいただいた。ありがたい。

それから本堂へお参り。本堂の中では、住職さんがたくさんの小学生たちへお接待についてのお話をしていた。

なんかほっこりする。

お接待の文化がこうして、小さいころから養われていくんだろうなと。四国ならではの文化。素晴らしい。

大師堂もお参りを済ませて、納経する。

納経を終えると、小学低学年の女の子と先生が一緒にじぶんのとこにきて、お手紙とアメのお接待。さらにこの岩本寺周辺の美味しい食べ物屋さんなどがわかる手作りの冊子も頂いた。

ありがとう。

頑張ります!!


まだ今晩の宿が決まっていなかったので、周辺の宿がどんな感じかみてまわることに。

結果、岩本寺の宿坊に泊まることにした。

電話で予約を入れ、すぐ向かう。

なんと今日は15時過ぎには宿へ入った。

まだ先もあるので、軽めの日にしとこう。


少し休んでから、スーパーハマヤへ買い出し。


夕飯と翌朝の朝食を購入。


宿坊に戻り、風呂に入って夕飯を食べた。


風呂は普通かな。


洗濯と乾燥も終えて、あとは寝るだけ。


〈歩行距離〉
約27キロ

 

 

 

 

 

遍路14日目 11月28日

朝5時半ころ起床。出発の準備。

 

昨日頼んでおいた洗濯物。おかみさんに聞いたら、『あっ、洗濯機から取り出すの忘れてた。』

 

ということで、急いで乾燥機をかけに行ったみたい。

 

昨日は朝6時半にはゲストハウスから出発するって言ってたけど、30分ほど遅れたかな。

 

乾燥機待ってるあいだに朝食を近くのコンビニで購入。戻って、お抹茶と茶菓子をいただいた。

 

乾燥機終わって、着替えて出発の準備完了。

 

昨日歩いたサニーマート高岡店まで車で乗っけてってもらった。

 

ゲストハウスのおかみさんが日中そこの花屋さんで働いてるとのことで、車にバックパック置いてもらえて助かった。

 

7時35分にサニーマート高岡店を出発。

 

清瀧寺に到着。納経を済ませる。

 

そこでスカパーの旅チャンネルという番組の撮影されていたスタッフさんと遭遇。空手家の高山忠武士さんが歩き遍路してまわるという番組とのこと。

 

少し話しさせてもらって、自分は先を急ぐので失礼。

 

サニーマート高岡店へ戻る。9時35分ころに到着。

ゲストハウスのおかみさんに挨拶し、ホットコーヒーを一杯いただいた。

 

ここでゲストハウス土佐のおかみさんとはお別れ。

 

二日間お世話になり本当に助かった。

 

そこから36番札所 青龍寺へ向かう。

 

山道には入らず、県道を1時間半ほど歩き、宇佐大橋の手前にある奥田釣具店に大きな荷物を預かってもらう。

 

そこから宇佐大橋を渡り、青龍寺へ。

 

青龍寺のすぐ近くには、明徳義塾高校の竜国際キャンパスがあった。寮もあるとのこと。

 

青龍寺へ到着し、納経。

 

ちなみに明徳義塾高校出身の朝青龍。青龍という字はこの青龍寺からきているとのこと。なるほど。

 

そこから奥田釣具店に戻り、荷物を受け取る。

 

12時45分。

 

次に埋立を出発する須崎市巡航船の時間が13時47分。

 

それまですぐ近くのファミリーマートで昼飯を食べることに。

 

ファミリーマートに入ると、店の前に先ほど清瀧寺でいた旅チャンネルのスタッフたちがいる。そのスタッフさんたちもここで昼飯を食べるとのこと。

 

一人で食べていたら、スタッフさんから声をかけられて、一緒のテーブルに移動する。空手家の高山さんもご一緒。

 

少しばかり話しをさせてもらって、巡航船の時間もあるので出発することに。

 

記念に写真をお願いすると快く引き受けてくれた。

 

写真を撮ったあとに宇佐大橋の手前まで一緒に歩いていって、お別れ。その間、カメラまわっていたから使われる!?まあいいか。

 

巡航船乗り場へ向かう。最初わかりにくくて焦ったが、なんとか埋立の乗り場へ。

 

横浪までの料金620円を支払い。

 

出発。

 

湾内を巡航していく。

 

横浪まで自分ひとりしか乗っていなかったので、貸し切り状態。

 

到着して、まず今日の宿を決める。

 

横浪の乗り場から歩いていく時間から計算して、民宿あわに予約。

 

着くのはだいたい18時ころの予定。

 

県道23号線をひたすら歩く。

 

途中で雨が降り出してきて、慌ててレインコートを着て、ザックカバーも装着。

 

通過するトンネルは歩道がなく路肩ぐらいしかないので狭い。

 

トンネルで工事していて、片側交互通行になっていたところ抜けると、おそらく工事している会社が準備していたお接待。スポーツドリンク、コーヒーなどがあった。

 

遍路さんが通る道路の工事だからってことだと思うが、その心意気というか遍路に対する姿勢がすごいと思った。

 

ありがたくスポーツドリンクを紙コップで飲み干す。

 

さあ引き続き歩き続ける。

 

途中、たけざきがあったので立ち寄り、晩飯としておにぎり卵焼きのパックを購入。

 

やっとのことで18時15分民宿あわに到着。

 

風呂に入って、夕食を済ませ、明日の計画。

 

明日は岩本寺へ行きます。おやすみなさい。

 

 

〈歩行距離〉

   約37.2キロ

 

 

 

 

 

 

遍路13日目 11月27日

6時起床。ゆっくり出発の準備をする。

 

準備を終えて、リビングへでると、ゲストハウスのおかみさんから朝食のお接待とのこと。

トースト、目玉き、サラダ、コーヒーをいただく。

 

なんだかんだゆっくりになってしまい8時ころ出発。

ゲストハウス土佐からそのまま竹林寺へ向かう。

 

歩き続けて竹林寺へ到着。

 

竹林寺は紅葉が綺麗で、カメラを片手に訪れている方々が多くいた。あと中国か台湾からの団体さんもあとで入ってきた。

 

納経を済ませる。

 

少しベンチで休み、すぐ出発。

 

禅師峰寺を目指す。 

 

竹林寺から遍路道をくだり、平地に出てずっと歩く。

 

禅師峰寺の手前からまた山道のような道をあがっていく。

 

禅師峰寺に到着。

 

納経を済ませて、いまあがってきた山道をくだる。

 

次の雪蹊寺までは渡船を使わずに浦戸大橋を歩きで行こうかと思い、海岸沿いルートを歩いていく。

 

やっとローソンにたどりつく。

 

13時すぎになっていた。まだ昼飯を食べてないのでおにぎりを3個購入。


ローソンの店の前でおにぎりを食べ始めると、おっさんから声をかけられる。


最初はまともに相手していたけど、途中から若干やばそうな感じがしたのと、先を急ぎたいのでパックパックを背負い、失礼する。

 

やっぱり渡船を使おう。


調べてみると、歩き遍路において、特にズルをするということではないみたいなのでこれにした。

 

船場へ向かう。次の出発は13時10分。

 

出発時間の10分前ほどに渡船場へ到着。一人歩き遍路さんがベンチで座っていた。

 

トイレを済ませて待っていると、渡船が到着。乗り込む。

 

こういう渡船は初めてだ。他にも地元の方々が乗っている。自転車やバイクの方もいる。

 

渡船はほんの5分ほどで対岸へ到着。

 

雪蹊寺へ向かう。20分ほども歩けば雪蹊寺へ到着。

 

雪蹊寺で納経を終えて、次の種間寺へ向かう。

 

種間寺には15時ころ到着。


あと200メートルほどで到着するというときに、なにやら種間寺の入り口から、テレビカメラ撮影している人たちが出てきた。

だけど、その撮られている人の顔が見えない距離だった。誰だったんだろう。


とはいえ、あまり気にせず、種間寺で納経をする。

 

さあ今日の泊まるとこはどうするか。

 

清瀧寺には間に合わない。

 

清瀧寺に行く途中にあるビジネスイン土佐を検討するも、素泊まり5940円は高く感じてしまう。

 

決まり切らずに少し歩き始めると、昨日泊まったゲストハウス土佐のおかみさんから電話。

 

今日どうなったか?どこに泊まることになったか?心配して連絡くれたようだ。

 

まだ決まってないことを伝えると、先にあるサニーマートまで来てくれれば、ゲストハウスまで乗っけて行って明日も同じとこまで送ってくれるとのこと。

 

ではお願いします。


ということで、サニーマートまで歩くことに。

 

数キロ歩いて、サニーマートへ到着。

 

ゲストハウスのおかみさんと合流し、サニーマートで夕飯を買って、ゲストハウスへ戻る。

 

初めての連泊となった。

 

今日はそんなに歩いてないから、身体もそんな疲れていないようだ。

 

明日のルートなどを確認し、就寝。

 

 

遍路12日目 11月26日

西分駅近くの萩森善根宿にて6時起床。

 

昨日コンビニで買った朝食のパンを食べて、出発の準備をする。

 

昨晩はいろんな善根宿やら安い宿の情報を教えていただいた。5番札所でいただいた善根宿リストには書いてない情報もいただいた。

 

そんなこんなで今朝は6時45分に出発。

 

歩き遍路道まで萩森さんが出てきて案内してもらった。

 

感謝して、別れた。

 

 

15分ほど歩いてコンビニについて、ブレンドコーヒー100円を飲んであたたまる。

 

そこから歩き続けて28番 大日寺

 

納経をすませて、また歩き出す。

 

お昼12時ころに29番 国分寺に到着。

 

雨がパラつきだして、ザックカバーも装着。

 

少しだけ雨が冷たい。

 

国分寺で納経を済ませる。納経所の目の前にお接待のドリンクサーバーがおいてあった。ほうじ茶、緑茶、コーヒーなどが自由に飲める。あたたかいコーヒーをいただいた。有難い。

 

そこからまた30番善楽寺へ向けて歩き出す。

 

まだ昼飯食べてなかったので、高知大学医学部のすぐ横のルートで歩いて、道沿いにあるファミリーマートに立ち寄る。

そこはすごく広いイートインコーナーあって、弁当買って休憩がてら昼飯。コンセントもあるので携帯の充電も可。

 

昼飯を済ませて、今日泊まるとこ。ゲストハウス土佐へ連絡。

 

歩き遍路の方は個室素泊まり3000円、ドミトリーの部屋が2800円とのこと。

 

とりあえず今日は日曜でお客さんもあんまりいないらしいので、来てみてから部屋は選んでも良いとのこと。

 

宿泊予約完了。

 

昼飯休憩を終えて、14時ころ出発。まだ雨がいくぶんぱらついている。

 

善楽寺に15時前ころ到着。

 

納経を済ませて、15時25分。

 

さあゲストハウス土佐まではどのルートにしようか。

 

ほかの方のブログでも書いてあった歩き遍路道沿いにある文珠通駅まで行き、電車乗ってはりまや橋まで行って、翌朝また電車で逆に文珠通駅まで行って歩きスタートするか。

 

それか高知駅までの距離調べたら歩いていくと、文珠通駅までとそんなに変わらないから、高知駅もみてみたいし高知駅経由ではりまや町にあるゲストハウス土佐へ行くことに。

 

高知駅北口を通過し、南口。

 

そこから歩きすすめて17時ころゲストハウス土佐。

 

風呂を沸かしてもらってお風呂で疲れを癒す。

 

お風呂終わって着替えて、今晩はひろめ市場へ行こうと。

 

ゲストハウス土佐のおかみさんにその話をしたら、行きは車で乗っけてってくれるとのこと。

 

車で少し走ると、ひろめ市場。

 

ひろめ市場。日曜の18時過ぎなのにこんなにみんな飲んでるのか。すげぇ高知県民!

 

カツオのたたきといえば、『明神丸』が一般的には有名みたいだけどネットでいろいろ調べたら、『やいろ亭』のカツオたたき塩が美味しいらしいのでそちらを注文。久しぶりに贅沢な晩飯ということでビール片手に塩たたき。

 

カツオの塩たたき。1250円で5切れ。しかし、一切れがびっくりする分厚い。そしてまわりの炙り具合と香りも抜群でした! 

 

塩たたきのあとは珍味堂?で"のれそれ"という穴子の稚魚をいただく。もちろん初めて食べたが美味しかった!

 

隣りの席のおばちゃんらと話して、歩き遍路で来てるんですって話をしたら、そのおばちゃんも歩き遍路したんだって言って盛り上がった。

 

相席でつながるんやね。高知のこといろいろ教えていただいた。

 

途中で、"ごっくん"という馬路村で作られてるゆずドリンク120円で買って飲んだ。こちらでは有名なドリンクみたいでさっぱりとしてて美味しかった。ビンタイプのものを飲んだ。

 

帰りがてらに280円のちらし寿司のパックが半額になってたの買って、ゲストハウス土佐へ戻る。

 

そして、ドミトリー2800円だけど、今日はドミトリー貸し切り。

 

おやすみなさい。

 

 

 

 

 

遍路11日目 11月25日

朝6時過ぎに起床。少し荷物の整理をし、昨日作ってもらっておにぎりを食べる。

 

さらに荷物の整理と出発の準備をしてるとおかみさんが起床。

 

おかみさんが一階にいってなにかしてる。今朝は早く出かけると言ってたからな。

 

出発の準備をして、一階へ降りると、なぜか昨日の残りだけど朝ごはん食べてってとのこと。サービスだからとのこと。おにぎり一つ食べたけど、いただくことに。

 

そしたら、気づいたらそのままおかみさん出かけてしまったようだ。

 

なにも言ってなかったけど。

 

とりあえず準備された朝食を食べ終えて、少しおかみさん帰ってくるかなとか考えながら20分ほどしたが帰ってない。昨日言ってた用事に行ったんだろうな。

 

早く出発しないとなので、仕方なく昨日電話予約のときに言われていた宿泊代3000円プラス夕食代600円を納め札と共に置いていく。

 

7時40分ころ出発。すぐ近くにあるローソンでブレンドコーヒー飲む。身体が温まる。

 

そこから神峰寺へ登っていく前におかみさんから教えられた友人宅へ行き、大きな荷物を置かせてもらう。

 

大きな荷物が無いことでだいぶ楽に登って、降りてこられた。

 

12時前ころには神峰寺を打ち終えて、国道55号線へ降りてこられた。

 

すぐ近くのコンビニに立ち寄り、昼飯を食べる。

 

そこで善根宿リストに名前のあった萩森さんへ電話をする。あれ?現在使われておりません!?ん?

 

何回かけても同じ。リストに載っている番号に間違いなくかけている。

 

とりあえずは先にすすみ、次のコンビニあたりで今日の宿泊先を考えることにした。

 

どんどん歩いていく途中に、

 

たすかるくん という名前の自販機があった。

 

50円〜という広告が貼ってある。たしかに見てみると50円の安い見たことないジュースなどもある。ただし、普通の缶コーヒーが70円だったり、ポカリ500ミリペットが110円だったりと全部が安い値段になってる。

 

とりあえず缶コーヒー70円を買って飲んだ。

 

さあまだ先に足をすすめる。

 

安芸市まで来た。安芸駅近くのコンビニでトイレ休憩。14時50分。

萩森さんの自宅番号繋がらなかったから、先に進むのは諦めるかと思いながら、安芸駅付近の宿を調べる。しかし、予約がいっぱいでアウト。

 

そういえば今日は土曜日だし、このシーズンはイベントやらで泊まり客が多いんだなと。

 

いろいろ調べているところで、知らない番号から着信。萩森さんからでした。

 

泊まれるとのこと。

 

助かった。先にすすめることができる。

 

15時40分。宿泊先決まらなかったからやたらコンビニ前で時間を使ってしまった。

 

西分駅のほうへ向かってひたすら歩く。

 

なんとかコーナンのところまで来て、萩森さんのとこにお世話になることが出来た。

 

途中コンビニで買った夜飯を食って、就寝です。

 

今日も疲れた。

 

 

 

遍路10日目 11月24日

朝6時すぎに起床。

 

荷物の整理、出発の準備をして一階の食堂へ降りる。

 

朝飯。昨晩と同じ場所同じ組み合わせのテーブル。同じテーブルのお遍路さんとお気をつけて、またどちらかでという挨拶を交わして別れる。

 

朝飯を終えて、フロントで精算。

 

大きな荷物をロビーのソファーに置いてて、大丈夫と声かけてもらったので置かさせてもらう。

 

まずは食後のコーヒーを。ドトールの什器があったので紙コップ一杯100円のコーヒーをロビーのソファーに座りながらいただく。

 

飲み終えて、最御崎寺へお参り。納経。

 

お参りを終えて、出発したのが7時50分。

 

そこから歩き出す。まずはアスファルトを下に降りて行く。

 

そこから25番 津照寺。距離して約6.5キロだが室戸岬までひたすら歩いた二日間を経験してるからか短い距離に感じた。

 

次は26番 金剛頂寺 最後は登山口を登ってその先にお寺があった。そこからまた歩き遍路道をいく。道の駅キラメッセ室戸のほうへ下りていく。

 

55号線へ抜けるとすぐ道の駅キラメッセ室戸へ出た。

 

ちょうど昼12時を過ぎたころだったので、昼飯をキラメッセにある鯨の郷(いさのさと)で食べることに。

 

今日は金曜日だったけど、お店は満席。待っている人も数組いる。なかなか賑わってるとこだな。

 

名前を記入し待つ。約30分ほど待ち、名前を呼ばれる。

 

メニューはやっぱり海鮮ものが多かった。カツオタタキ定食から鯨料理、巻き物とかメニューは豊富でした。

そのなかから、鯨の竜田揚げ定食をチョイス。

久しぶりのご褒美の少し値段はするが税込み1188円。

鯨の竜田揚げとか初めてかも。美味しかった。じぶん好みな味でした。

手作りジェラートもメニューにあったので、食後のデザートに食べてみたかったけど我慢。

 

食べ終えて、さあ今日はどこまで行こうか。

 

どこへ泊まろうかなと。

 

いろいろネットで調べていると出てきたのが、田野駅からほど近い『旅の宿 美園(みその)』

 

ネットには一泊二食 2800円なんて書いてあったりもする。安い。なんて良心的すぎる値段と思い電話連絡。

 

予約の電話をいれると、どうやら今日は予約が誰もなくて自分ひとりとのこと。一人で宿泊の場合は素泊まり3000円。(相部屋の場合は2000円?って電話で言ってたかな)夕食600円。とのこと。朝食は明日朝早く用事があるのでごめんなさい。ネット情報だと朝食400円。

 

それでも安いのでお願いする。一泊夕食で3600円。

 

予約完了。

 

さあ道の駅キラメッセを13時ころに出発する。

 

またひたすら歩く。途中、ほかの歩き遍路さんが道路向かいの公衆トイレ脇でタバコ吸ってるよこを通過。

 

じぶんは休まずにもう少し休む。羽根にあるYショップ前の自販機でスポーツドリンクを買って、お店前のベンチに座って15分ほど小休止。

 

そこからまた歩き始める。そこからは歩き遍路道。中山峠道には入らずに55号線をひたすら歩く。

 

奈半利町まで出てくるとお店が出てくる。ほっかほっか弁当、ローソンなどがある。

 

奈半利町を通過して、田野町に到着。田野駅の手前を右折して300メートルほど歩くと、旅の宿 美園。17時40分到着。

 

建物は個人のお宅。玄関からあがって、二階へ案内いただいた。部屋へ着くと家のお風呂を準備してくれて、あったかいお茶と茶菓子をいただく。

 

お風呂に入り、一階にさがり、夕食。

 

夕食はプラス600円とは思えないほど豪華。

 

イワシの刺身に、カマスの焼き物、煮物、マカロニサラダ、お寿司とほんとうに豪華でした。

さらには、ビール飲む?とおかみさんから聞かれて飲ませていただいた。

 

じぶんがビールを飲み始めて、食事をすすめると程なくして、おかみさんもビールを飲みながら夕食を食べ始めた。おかみさんも飲むひとってことか。

 

夕食を食べながら、いろいろ話をしてくれた。このあたりの特産品の話やら、高知の話など、四国じたいが初めての自分にはとてもいろいろ勉強になった。

 

おかみさんが明日朝早く出かけないといけないので、朝食つくれないからといって、かわりに夕食時に大きめのおにぎりをにぎってくれた。ありがとうございます。

 

今晩の夕食は楽しく会話をしながら、美味しい料理とビールをいただけた夜でした。

 

〈本日の歩行距離〉
31キロ

 

〈宿泊先情報〉

旅の宿 美園(みその)

建物は個人宅。キレイな作り。

二階の個室で布団

洗濯機無料

コンビニは徒歩8分ぐらいのとこにローソン

今回は一泊夕食付き 3600円

※翌日の27番札所のふもとに美園さんの友人宅あり、大きな荷物を置いて登れる

 

 

 

 

 

遍路9日目 11月23日

6時半に朝食と伝えていたのに、

 

まさかの寝坊。

 

6時40分ころ部屋にある電話が鳴る。

 

女将さんから『朝食できてますよ。』の電話で飛び起きる。

 

 

二階から降りて朝食。昨日女将さんが言ってたとおり、朝食のご飯が入ったおひつの脇にサランラップを用意してくれていた。

 

旅館 えびすから先はずっと何もないから昼飯として、おひつに余ったご飯で自分で塩かけておにぎり握ってくださいとのこと。

 

朝食を頂き、残ったご飯でサランラップのうえにご飯を広げて塩をふっておにぎりを作る。おにぎりを持たせていただいた。

 

旅館 えびすを出発したのが7時45分ころ。

 

もう毎日のことだが朝歩きはじめは足が痛い。しかし、少し歩き出すと大丈夫になってくる。

 

少し歩いて、自販機を一つ通過。まだ自販機あるんだろうから飲み物まだ買わなくて大丈夫かな。

 

また少し歩いて、もう一つの自販機。もしかして、ここから自販機無いかな。買ったほうがいいかなと思いつつも通過。この時点で飲み物ペット500の1本はあったが。

 

そしたら、それ以降ぱったり何もない。ひたすら道路。約20キロぐらいなんもなかったんじゃないかな。

 

この時期なので、それほど水分を取らずに歩けたので助かった。

 

ほぼ歩き続けて12時10分ころ佐喜浜中学校まで歩いた。

 

そのあたりで腰をかけて、朝に自分でつくったおにぎり2個食べる。

 

食べ終えて、自分の歩くペースから逆算して今日の宿泊先を決める。今日は24番札所の最御崎寺のすぐ隣にある遍路センターに泊まることに。電話にて予約完了。

 

もちろん食料持ってないので一泊二食。料金は6500円。

 

トータル30分ほど、昼飯休憩が終了。

 

そこからさらに歩き続ける。

 

途中、自販機があったのでスポーツドリンクを購入。

 

歩き疲れてる最中に、スポーツドリンク飲むと身体が少し蘇る感じがする。

 

少しだけ休憩して、さらに歩きすすめる。

 

うす暗くなり始めた17時ころに最御崎寺へ上り口に到着。すでに40キロほど歩いて疲れてる身体なので、アスファルトで長く登って行くかどうかも考えたけど、力を振り絞って登って行く。

 

しんどかったけど約30分ほどで登りきった。登り切るころにはだいぶ暗くなってきていた。登り切ると最御崎寺の山門の前に出た。そこから少し歩いて遍路センターへようやく17時40分ころ到着。

 

受付を済ませて、まずはお風呂に入る。

 

そのあと夕食。夕食はなかなか豪華でした。高知といえばのカツオのたたき美味しかった。あとりんごの天ぷらを初めて食べたが好きな味だった!!

 

他にそれぞれ一人で宿泊されていた男性の遍路さん三人と同じテーブルで夕食。

 

これまでの道のりの話やどこから来たとかいろいろ話ができて良かった。

 

歩き遍路で来てる方、足が悪いので車で来てる方いろんな方がいる。いろんなところからこの遍路に来てるんだなと改めて思った。

 

遍路に来る理由はひとそれぞれ。区切りで来るひともいれば、通しで来るひと、ツアーで参加するひと、歩くひと、自転車でまわるひと、車で移動するひと。

 

なにが良くてなにが悪いということは全くないのだなと。歩きながら思った。

 

歩き遍路している自分が車で移動しているひとを羨ましがったり、自転車のひとは早いなってふと思ってもそれはなんにもならなくて、自分が歩きたいから歩いてる。ただそれだけのこと。

 

ひとのことを羨ましがるのは簡単でも、羨まがってもなにも生まれない。

 

歩きたいから歩く。それがここに来た理由。

 

歩き遍路は歩きながらさまざまなことを考える。

 

家族のこと、友人のこと、お世話になったひとのこと、これまでのじぶんの生き方など。今までここまで考えるということはなかなかできなかった。

 

していなかったのか出来なかったのかは正直わからないがここで歩いているといろいろ考える。

 

 

そんなことを思いながら22時すぎに就寝。

 

 

〈本日の歩行距離〉
42キロ
〈所要時間〉※実質歩行時間
9時間5分(545分)
※休憩時間50分を除く
〈平均歩行速度〉
4.62km/h

 

〈宿泊先情報〉

へんろセンター  ※当日電話予約

一泊二食 6500円

個室 ベッドが二つ

洗濯機 2台 使用料200円

乾燥機 2台 使用料100円/30分

売店 遍路用品、お菓子類など

酒類の販売あり

自販機あり

ドトールのコーヒー什器あり

※紙コップ100円

翌朝大きい荷物を置いたまま、すぐ最御崎寺をお参りできる。