いろはすの男一人歩き遍路旅 

【※ブログ校正中】初四国。初お遍路。32歳男性。11月15日に1番札所霊山寺をスタート。歩き遍路通し打ち36日間で無事結願。

遍路7日目 11月21日

朝5時45分起床

 

荷物の整理、出発の準備をして、6時半から一階の食堂で朝食。

 

バイキング形式になっており、朝ごはんとしては充分な品数。ご飯を食べたうえに、そのあとに牛乳飲みながらクロワッサンで満足。

 

食事を終えて、7時ころにもう一組のご夫婦と一緒に平等寺まで送ってもらう。

 

車のなかで少し話すとその夫婦は大阪から来ているご夫婦で、遍路は今回で10回目とのこと。逆打ちも良いですよ。と話していた。

 

この夫婦はすでに昨日平等寺を打ち終えているので、バスを降りてすぐお別れ。お気をつけてとそれぞれ声をかける。

 

さっそく平等寺の山門をくぐり、本堂、大師堂とお参りを済ませ、納経をする。

 

平等寺を出発したのが7時40分。自販機でスポーツドリンクを買っておく。

 

 

足が痛いなと思いながらも歩いていく。

 

 

歩き始めて30分ぐらいしたころ、一組の日本人男性と外国人女性から挨拶されながら軽々と抜かれていく。

 

これは自分の歩くペースが遅すぎると、そのひとたちの後ろを追うように歩くと痛みをあまり感じないかのように思ったより歩ける。

 

 

いつしか歩くペースの調子が良くなり、前を追っていたそのひとたちを追い抜く。

 

 

薬王寺までのルートは途中で山のなかをいくルートと海岸沿いルートに別れる。昨日だいぶ山のなか歩いたし、少しだけ距離が長くなるけど海岸沿いのルートを選ぶ。

 

 

歩き続けるときれいな海岸線が見えてきた。なんか心が和むというか、ひたすら歩いて疲れている心がやわらぐ。

 

 

歩き続けると、俳句の小径という遊歩道をかけあがる。距離にして1キロということでそこまでツラくはない。

 

 

そこを抜けるとアスファルトに戻る。ひたすらアスファルトを歩く。

 

 

右膝の痛みもあったので、うまく足を運べるよう歩くことに集中していたら、

 

道を間違えた。また遊歩道のようにかけあがるはずのところ完全にスルーしてしまったようだ。

 

かなり通り過ぎてしまっていた。戻るのもメンタル的にキツイので、かなり遠回りにはなってしまうがそのままアスファルトの道路を同じペースでひたすら歩くことに。

 

 

薬王寺の近くへ来たところで、阿波銀行に立ち寄り、残りわずかになっていた5円玉を両替で120枚ゲット。

窓口の若い女性が新人だったのか、両替した5円玉120枚をもらう時に手数料無料で渡されたので、『手数料かからないんですか』と訊ねると、少し間を置いて、『少々お待ちください。』と。

こちらとしては手数料かかることを知ってたから、なんてことはない。

誰にでもそういうことはある。何事も勉強なのかもしれない。なにかをして、それから学び、次に生かすということのほうが大事なのかなと思った。

心の中で、その銀行員さんに、頑張ってくださいと少しばかり応援の気持ちになった。

 

しかし、遍路姿で銀行に入るとか普通なら出きないけど、実際に四国へ来て、遍路をしているとさほど見られようは気にならない。こういった経験もここに来て遍路をしなければできない。

 

 

銀行から出て少し歩いて平等寺に到着。14時少し前。

 

 

納経を済ませる。

 

 

道の駅の道路向かいにあるファミリーマートで昼飯を買って、イートインで飯を食いながら今日このあと先に進むか、この辺の宿に泊まるか考える。

 

 

先に進む場合は、野宿かな。先にある宿はそれなりに距離がある。身体そのものはまだ大丈夫だが、足の痛みもあるので、まだ時間があるが今日はこのあたりに泊まろう。

 

 

薬王寺温泉宿坊 薬王寺会館に泊まることにした。素泊まり5400円。

 

 

温泉にも入れるし、コンビニも近いので飯にも困らない。

 

コンビニで買った夕飯を食って寝る。

 

 

足の裏の水ぶくれの処置したところ、再度処置し、キズパワーパッドを貼っておきます。